今を生きる。私の中の自分に出会う

壮大な源と神様と私の日々のお話し。ときどきこたろう君といっしょ。

『ヘルプマーク』を知らずにいました。

在来線に乗ってお出かけしました。思えばなんと20年以上電車を利用してませんでした。

車社会の田舎暮らしで電車を利用するということ自体なかなか浮かばず、まず私には普段その選択肢は無いことでした。

今回の利用は娘が免許を取り車の購入で準備をしている間に台車を貸してくださると言うので、天気も良いし電車で行って帰路は娘の運転で練習がてら戻ってこようという計画で、電車の移動を選んだ訳です。

 

こちらへ来る前までは毎日埼玉から池袋を経由して新宿まで1時間以上をかけてぎゅうぎゅう詰めの満員電車で通ったものです。

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あの辛かった満員電車通勤...

あれだけ他人とくっつく場所って他にはないでしょう。

 

ある時...

事故かなんかでいつもより長くぎゅうぎゅう詰めの中で貧血で気を失いそうになりながら、先頭車の扉付近にいた私は〝頑張れもう少しの辛抱〟と自分に言い聞かせ、冷や汗をかいて耐えていました。

池袋に着いて扉が開いた瞬間にぶっ倒れ、邪魔だったろうにきっと倒れてる私を気の毒に思った方々が柱の影まで運んでくれたのだと思います。もうろうとした中で50代くらいの女性がずっと傍に付いてくださっていたのは確かでした。

その後駅員さん達に引渡し、担架で医務室まで運んでもらい、その時の女性が誰でどんな方だったかとも一切分からなかったのですが、いつまでも記憶に残る私の中の英雄であるということを思い出しました。

あの時、安全な場所まで移動してくださった方々、見守ってくださった女性、重かったろうにホームの階段を担架に乗せて運んでくださった駅員の方々...

心から感謝しております。

 

都会の中で故郷を離れひとり暮らしの寂しさもつのり、毎日に追われて疲労困憊していた私にとって倒れたものの、あの満員の乗客が一斉に降り進む雑踏の中で、私の衣服や持ち物にも全く乱れも汚れも無かったことが

答えと思いました。

一人ではない頑張らなければと思う出来事だったのです。

 

そして久しぶりどころかローカルすぎて時間が逆再生してるのではと思うくらい、昭和チックな電車に懐かしさを覚えながら乗り込みました。

恥ずかしながら乗り方のノウハウも分からずうろたえました。

電車が到着して扉が開きますが閉めるのは手動です。

1番最後に乗った人が閉めるボタンをポチっと押して扉は閉まります。

 

あの時と同じ乗り物かと思うほど、のどかです。

 

ですが、座席はびっしり埋まっており、2両の電車には立ってる人がそれぞれの窓際に一人二人居るくらいでした。私と娘は良いタイミングで座れて着くまで音楽をそれぞれ聞いて過ごしていました。

 

車窓からは平野や山間が交互に流れるのどかな時間が流れてます

 

音楽を聴きながら

娘を助手席に乗せて通った日々も終わるんだなと

口も利かずにぶすっと隣に乗ってたときもあれば

運転がままならないほど爆笑させられたり

悩みを聞いたり

聞いてもらったり...。

貴重な時間でした。

 

ノスタルジックがセンチにさせるではないか...電車だけに脱線したらあかんね...。

 

次の駅に止まり数人乗って来たけど、誰も降りずどこの席もまだ埋まったままだなぁと思っていると娘が私の足をつんつんしてきて『立つよ』とジェスチャーで伝えてきて、私も何だか分からず一緒に立ちました。

娘『どうぞ座ってください』

乗客『良いんですか!ありがとうございます』

 

私は『????』でした。若い女性でリュックサックや紙袋を持って重そうにしてるから譲ったと思ったんだけど娘が小声で『ヘルプマーク』と言ったのですが、益々私は『?』...。

本当に恥ずかしながら私はその存在を知りませんでした。

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ヘルプマークは、援助や配慮を必要としていることが外見からは分からない方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう作成されたマークです。

義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方のほか、発達障害、精神障害や知的障害がある方などは、外見からは障害の有無がわからないことが多いです。

疲れやすいために優先席に座っていたら白い目で見られたり、元気そうに見えるのに突然倒れてしまって驚かれたりするようなことがありえます。

このような方々は、援助や配慮を必要としていることが外見からは分からないため、周囲の人の理解が得られずに苦しい思いをしていたり、体調の急変時や災害時に、適切な対応を受けられるかどうかを不安に思っていたりします。

そこで、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるような意思表示のかたちとして、ヘルプマークが導入されたのです。

「ヘルプマーク」は、赤地に白色で十字マークのハートが描かれているデザインそれ自体を意味しますが、地方自治体が配布する手のひらサイズの長方形のストラップも、同じ名称で呼ばれています。

ストラップの裏面には、任意で必要な支援を記載したシールを貼ることができます。

かばん等につけられるストラップタイプの「ヘルプマーク」を作成し、配布しています。同時に、都営地下鉄の優先席にステッカーを掲示し、「ヘルプマーク」を身につけた方が優先席に座りやすいようにする取組みを実施しています。

画像提供:東京都福祉保健局

 

長年生きている私が全く知らず、18歳の娘は存在を理解し知っており、行動に移しました。

電車を降りた後、説明してもらって私も十分理解し、このような取り組みの存在を知れました。

先に記したような、私が倒れた時の状態も見ず知らずの方々の手によって無事に回復出来たことは行動してくださったおかげです。

とは言うものの、なかなか行動に移すのはちょっとした勇気も必要な時が有りますよね。

 

今日も乗客の方の中には、ヘルプマークに気づいたけど...どうしょうと思っている矢先私たちが席を変わってほっとしておられた方もいらっしゃったでしょう。

目には見えないけど、その気持ちが娘にも伝わり、私と娘の2人で居たために行動に移しやすい人のところに同調して即座に行動できたのかもしれないなとも思いました。

 

世知辛い世の中とは言いますが、差し伸べる手と心さえあればちっぽけな力でも支えになれると信じています。

 

そんな今日の出来事もこの一瞬を過ぎれば取り戻せない過去になると思い、改めて後悔しないよう大切に生きたいと感じました。

 

いつもお読みくださりありがとうございます。

感謝しております*˙︶˙*)ノ"♡